ATEEZ翻訳

K-POPグループATEEZ(エイティーズ)関連の翻訳を載せていきます

【インタビュー翻訳】"ワールドツアー43万人動員"ATEEZ「スーパーボウル・グラミーに向かって」(news1)

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「このグループは"エイティー"ズじゃないですか。80歳まで活動しますよ。」メンバーサンはATEEZが常に言及する"長寿活動"についての質問にこう答えた。そこにウヨンは「とりあえず20〜30年程度のプランは全部計画済みです」と笑いながら相槌を打った。

ATEEZはこの1年2カ月間、ワールドツアー「THE FELLOWSHIP」シリーズを展開した。昨年1月に幕を開けたワールドツアーは、ソウル、日本、米州(シカゴ、アトランタニューアーク、ダラス、ロサンゼルス、オークランドアナハイム、フェニックス、カナダ)を巡回し、2023年新年が明けてヨーロッパ(オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリン、ベルギー・ブリュッセル、英国・ロンドン、スペイン・マドリードデンマークコペンハーゲン、フランス・パリ)まで全世界の著名なアリーナを回り、約43万人のファンと会い息を合わせた。

2018年、「10代のすべてを込める」との抱負とともにデビューしたATEEZは、強烈で刺激的なパフォーマンスによって世界のファンの視線を捉えた。その後、彼らはファンの期待に応えるために絶え間なく成長に向かって努力し、KPOPを代表するグループのひとつへと堂々たる成長を遂げた。

ATEEZは1年2カ月間の「THE FELLOWSHIP」ツアーを終え、去る22日ソウル江南のとあるカフェで取材陣を迎えた。彼らは「全世界のファンとひとつに繋がっているように感じた」と語り、ワールドツアーの振り返りやこれからの活動計画などを語った。

 

ー大規模ワールドツアーを終えた感想は。

▶(ホンジュン)2つのワールドツアーを別々のタイトルで1年2カ月間一生懸命やった。大切な時間だった。パンデミックが終わり、韓国、日本をはじめ様々な国にいるファンに会えた場だった。これからのATEEZの進む道や、助けとなるような多くの部分について学び、どんな姿をお見せすればファンが喜んでくれるかを把握できた時間だった。

▶(ヨサン)ファンに本当に感謝している。良い音楽とステージでお返ししなければと思った。

▶(ジョンホ)ツアーを回りながらパワーとエネルギーをもらったようで気持ちが良く、良い気持ちで今年の活動を頑張りたい。

▶(ミンギ)パンデミック後に多くの国に行き、昨年一年を意義深く過ごした。ATEEZも実力が大きく伸びた。コミュニケーションする方法、公演をリードしていく面で成長したと思う。

▶(ソンファ)たくさんの方の前でステージができてありがたかった。意義深かったし、経験が積み重なることで他のステージを準備する時に格好良いパフォーマンスとして反映されるのではないかという自信が生まれた。

▶(ウヨン)ファンと良い思い出、幸せな思い出をたくさん作ってくることができ良かった。怪我せず無事に帰ってきて有終の美を飾れたようで良い。

 

ー記憶に残った瞬間があるか。

▶(サン)言語が違っても大きな声で歌ってくれた。ファンの愛を一層近く肌で感じられた瞬間だった。強く記憶に残っている。

▶(ユンホ)韓国語で一緒に歌ってくれた時が強く記憶に残る。「Turbulence」をアンコールで歌った時にファンが準備してくれたスローガンが僕たちにとても力になった。

▶(ウヨン)最後の都市だったパリで各国のファンが書いてくれたビデオレターが映ったが、ホンジュン兄さんがかなり泣いていた。

▶(ホンジュン)ステージの下ではあまり泣かないが、ステージの上では感受性が強くなる。イベントがあるたびに泣いている。強く記憶に残っている。公演会場に行くと辺鄙な場所にあり、「ここにどうやって来るんだろう」と思うのに遠くからもファンが来ているのがわかる。そういうことが本当に感動だ。

 

ーワールドツアーをしながらアルバム作業をし、活動も並行したが、この1年2カ月間でATEEZが音楽的に急成長できたように思う。どのような点で音楽的に成長したと思うか。

▶(ホンジュン)昨年ツアーをしながらツアーとツアーの間にアルバムを出した。破格的な曲がたくさん入った。そこで多くの方がATEEZがとても成長したと感じたと思う。挑戦したことのないジャンルだ。急成長できた理由は、パンデミック中に個人のスキルを高めるために努力したからだ。これからどんなジャンルをやるとしてもすべて消化できるように練習しておこうという気持ちだった。

 

ーぎっしり詰まったワールドツアーだった。体力管理はどのようにしたのか。

▶(ユンホ)喉の管理を頑張った。ステージの前日は声が出ないことがないよう、加湿器や濡れタオルで喉の管理をこまめに行った。個人的には公演が続いている方がステージがうまくいった。反対に間が空いてからステージに立つと体が重い。メンバーたちはしばしばストレッチをしながら次のステージを早くから準備する。

▶(サン)休み時間があれば、あるメンバーは睡眠を取り、あるメンバーはランニングやウェイトリフティングをする。ステージ前は僕たちは欠かさずストレッチをする。理学療法士の方もワールドツアーに同行する。ステージのために必要だと思う。

▶(ホンジュン)その前のツアーは詰まりすぎてコンディション上の理由でファンに全部を見せられないことが悔しかった。今回のスケジュールを組む時から「この程度の時間、この程度の距離感ではこの程度の休息は必要だろう」と考え、会社と相談した。

 

ーツアーを通して伸びたと思う点は。

▶(ソンファ)アルバム準備過程で歌う時に、プロデューサーの方が「声量が増えた」と言っていた。自分でも気づかないうちに、ステージでの生歌を通して声量が増えたようだ。

▶(ウヨン)連続で4〜5曲をやると以前は辛かったが、前ほど辛くはない。

 

ー海外ファンがATEEZに熱狂する理由は何だと思うか。今回のツアーで、自分たちのこういう点を好きなんだと感じたものはあるか。

▶(ユンホ)僕らの音楽とパフォーマンスのエネルギーを好んでくれるようだ。ATINYとの紐帯を積み重ねてきて、このツアーで感じたことは「僕らはすごく繋がっている」ということだった。僕たちが少し動くだけでも熱狂してくれる。僕たちがエネルギーを引き上げられるように助けてくれる。それだけでもATINYと僕たちが繋がっているなと思える紐帯が秘訣だ。

▶(サン)真実らしさだ。眼差し、声、僕たちのそういったムーブを見せるとファンが反応してくれる。このような姿がATINYに真に迫るのだと思う。

▶(ホンジュン)とても悩ませる質問だ。ひとつに定義するのは難しい。ポイントがひとつではなさそうだ。デビュー初期には強烈で刺激的なステージパフォーマンスが海外ファンの視線をまず捉えたと思う。その部分がなければ、グローバル的に僕たちに注目してくれることはないと考える。その後、メンバーたちがコミュニケーションの面でも真実らしい姿、僕たちが発展し成長するポイント、彼らを見続けると面白い、新しいものが出てくるといったようなもの、ATEEZらしいこれらの魅力。良い反応をもらえている理由だと思う。

 

パンデミックの間に不安はなかったか。再びツアーをやると聞いてどうだったか。

▶(ユンホ)すべてのKPOP歌手が不安だったと思う。僕たちはその時期にも研究をした。自分たちのファンがどうやったら喜んでくれるか。オンラインコンサートをやりながら、表現力で成長しようという話をした。その後ファンと会った時に準備してきたものを見せるととても喜んでくれた。

▶(サン)申し訳ないという思いが大きかった。もっと多くのことをしてあげられない立場だから。とてもありがたいことに、再びお会いした時にそういった思いをなくしてくれたので、もっと頑張らなければ、当然だと考えてはいけないと。良い意味では踏み台だったと思う。

 

ビルボード等での成績が良い。ツアー過程で多くの成果を得ている。

▶(ウヨン)Billboard 200チャート逆走もし、チャートに3回も上がった。それについてATINYの方々に本当にありがたく、ファンがいなければ不可能だったことだ。

 

ーKPOPに対する関心が高まった。責任感も感じるか。

▶(ホンジュン)KPOPにおいてATEEZが関心をもらうことができた理由のひとつは、先輩グループが環境を作ってくれたことだと思う。これから一緒に活動する、世界で活動していくグループにとって、僕たちが良い姿で良いクオリティの音楽を見せ続けることだと思う。

 

ー新たに設定した目標があるか。

▶(ホンジュン)長い間良い姿で音楽をやりツアーも回りたい。そのためには成績が基礎になる必要がある。KPOPが注目を受けている良い機会に活動をしている。ビルボードメインチャートにもチャートインしてみたい。200チャートで成績をお見せしたので、メインチャートにも入ってみたい。各種アワードや様々な場所でファンの名前を叫びたい。グラミー、ビルボードアワードなど。そのような舞台でファンに感謝を伝えたい。スーパーボウルの舞台にも立ってみたい。

▶(サン)各国にある一番大きな公演会場全部でやってみたい。よりたくさんのファンに会いたいという気持ちだ。

 

ーグループのマインドが大変健康に感じられる。99年生まれの同い年が多いが、対立することはないか。チームワークの秘訣は。

▶(ウヨン)99年生まれがチームの権力者だ(笑)。メンバーたちは一度も「おい!」と声を上げることがない。兄たちはどんなに怒っていても言葉でうまく解消するスタイルだ。そういうところが良かったのだと思う。兄たちがおとなしい。

▶(ユンホ)練習生の時から週に1回会話を交わす時間があった。メンバーたちが率直に話し合うことで親密感も生まれた。今ではメンバーたちが何を嫌がるかわかる。わかっていて気をつけているし、対立が生まれればすぐに謝るので特に後を引くことはない。謝罪が早い。

 

ーグループの長期的なプランがあるか。

▶(ウヨン)たくさん話し合っている。もう6年目だ。こういった話をしないままでいるわけにはいかないので、ずっと話している。各自の意見を言う。第一の目標は長寿グループだ。言えることは、僕たちの計画はすでに20〜30年分は立っているということだ(笑)。

▶(ホンジュン)漠然とした話をすれば、7年に限ってプランを話すことはない。現実的にどうなるかはわからないが、自然と7年以降のプランも気楽に話し合っている。そういったものに対するプレッシャーや不安を抱いて活動してはいない。