ATEEZ翻訳

K-POPグループATEEZ(エイティーズ)関連の翻訳を載せていきます

【インタビュー翻訳】青唐辛子味ATEEZ(NAVER VIBE)

vibe.naver.com

 

ATEEZの世界は拡張中だ。音楽とパフォーマンスが成長し、グローバルファンが熱狂し、そして一味違うユーモラスな変身にも豪快に挑戦する分だけ。みずみずしい少年から一歩進んでさらに新しくなるATEEZの世界と出会う時間。

ATEEZインタビュー

Q. 2022年から1年以上もの間、ソウル、日本、アメリカ、ヨーロッパを巡回し、その後も冷めないツアーの熱気に支えられて2023年にはソウルと日本でアンコールコンサートまで成功させた。長期間にわたる大規模公演を終えた感想は。

ジョンホ:僕たちのファンダムATINYがたくさんの愛を送ってくださったおかげで可能なコンサートだったと思うので、感謝の気持ちが第一です。その感謝の気持ちを僕たちのステージを通じてお伝えしようと、たくさん努力しました。とても幸せな思い出でしたし、これからもより多くの公演をATINYの前でやりたいと思いました。また、おかげさまで僕たちのデビュー以来初めてのアジアツアー、南米ツアー、それにサウジアラビア単独コンサートまで行うことになったので、一生懸命燃やして来ます。

Q. 年末に発売したシングルを除けば、前回のミニ8集〈THE WORLD EP.1 : MOVEMENT〉ののち約1年ぶりに出るミニアルバムだ。既にアルバムタイトル〈THE WORLD EP.2 : OUTLAW〉でEP.2と明かしている通り、前作との連続性が感じられるが、どのような意味を込めたアルバムか。

ソンファ:僕たちがこれまでお見せしてきた世界観の流れを、今回はもう一段愉快に解釈したアルバムです。音楽という共通の言語の中では性別、出身、年齢などの条件は重要ではないというメッセージを、ATEEZだけの色で込めました。特に〈The World〉シリーズの第2のエピソードとなっていますが、前回の〈THE WORLD EP.1 : MOVEMENT〉では密かな動きの始まりを告げた一方、今度はより興味津々でエネルギー溢れる物語を載せているので、楽しみにしてくださいね。

Q. アルバムタイトルのシリーズ名〈The World〉が意味する、ATEEZの描く「世界」とは何を表しているのか。

ユンホ:ATEEZがアルバムとその収録曲によって描く世界観の中の「世界」にもなりうるし、音楽とパフォーマンスを通じて出会うATEEZとATINYのリアルな「世界」にもなりうると思います。このシリーズを通じて2つの世界を拡張し、より広いATEEZだけのワールドを構築していくことが目標です。

Q. タイトル曲〈BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)〉はどのような曲か説明するなら?

ヨサン:愉快な歌詞と中毒的なメロディ、直観的なパフォーマンスが調和し、目と耳どちらでも楽しめる曲だと思います。強烈なステージ掌握力と、老若男女みんな一緒に共感できるメッセージを通じて、ATEEZだけの音楽が一味違う魅力でもう一段成長したということをはっきりとお見せできる曲だと思います。

Q. 曲タイトルの副題にあるK-HOT CHILLI PEPPERSは、伝説的なパンクロックバンドのレッド・ホット・チリ・ペッパーズとは何も関係がないのか。ならばこのような興味深いタイトルをつけた理由は。

サン:この曲の中に「青唐辛子Vibe」という歌詞が出てきますが、韓国の辛味を直観的に表現してみました。僕らメンバーが全員韓国人なこともあり全員が共感するユーモラスさを込めていて、実際MVでも青唐辛子のオブジェが何度も登場し、視線を惹きつける役割を果たしています。

Q. 韓国式の辛味、最近のミームスタイルで表現するなら麻辣味の強さに匹敵する強烈さが感じられる。メンバーたちが表現する曲の辛さ、しかしやたらと食べたくなる魅力的な辛さといえるような特徴は何か。

ミンギ:ATEEZだけの強烈な個性と独特の魅力を良い音楽とステージに昇華したものだと思います。聴けば聴くほど飽きが来ず、毎回新しいポイントが感じられるように皆頭を悩ませた痕跡が濃厚に溶け込んでいるので、この部分を重点的に見ていただければ良いかと思います。

Q. タイトル曲以外の収録曲はそれぞれどのような起承転結をアルバム内で持っているのか、トラックリストをメンバー直々に紹介してほしい。

ウヨン:トラック1の〈This World〉は前回の〈THE WORLD EP.1 : MOVEMENT〉の収録曲〈New World〉の続編で、このシリーズのテーマを繋いでいる曲です。続くトラック2〈Dune〉は、ATEEZの世界観の中で統制から脱して感情に目を開いた人々の絶叫を描き、トラック3のタイトル曲〈BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)〉はATEEZだけの一味違う辛さを披露する曲です。トラック4〈DJANGO〉は西部劇のワンシーンを目の前で見ているかのような雄壮なサウンドが魅力的で、トラック5〈Wake Up〉では、混乱した感情の中でもこれ以上嘘の前に目を瞑ることはしないという意志を表現しました。そして、最後のトラック〈Outlaw〉を通じて僕らATEEZだけのやり方で世界を変えようとする動きを表しているのですが、どれひとつ欠かさずに名曲なので、全部思いっきり楽しんでください!

Q. 今回のアルバムでもまた音楽的な成長を遂げたと思うが、ATEEZのアイデンティティといえる特徴がこのアルバムと新たな音楽にはどのように込められているのか。どのような部分がそれまで試みたことのない新しくまた成長した部分なのか。

ホンジュン:ATEEZの音楽を好んでくださる方々にとって、ATEEZのアイデンティティは僕らの声だと思います。そのため、このアルバムで僕たち一人一人の特色ある声をうまく入れようと努力しました。いつも様々なジャンルの音楽に挑戦しようと頭を悩ませている分、このアルバムにもそういった部分が果敢に入っていて、特にメンバーたちがこれまでお見せしてきたのとは異なる音色がポイントとして作用することで色々な面で多彩で真新しいアルバムに仕上がったと思います。

Q. アルバム全体の背景にあるムードが、世界が決めたルールに反する動きと強いエネルギーであるが、ATEEZがこの反抗的(?)なパワーをどのように理解し音楽的に表現したのか気になる。

ホンジュン:強烈なATEEZのエネルギーが「反抗」というキーワードとある部分でかなり重なる面があると思いますが、こういった要素がわざと表に出るように描いたわけではなく、僕たちが伝えたいメッセージとアルバムコンセプトに集中した結果として自然と直観的によく表現されているのだと思います。これから公開される僕たちの音楽を聴いてくださるリスナーの方々が果たしてどのように解釈されるか、僕にとっても楽しみです。

ジョンホ:歌うたびに曲ごとの色を表現しようと努力しました。感性的な歌詞の歌のボイスはすっきりと出せるように頑張りましたし、パワフルな歌詞とビートの歌ではロック感の出るボイスを使い、曲の雰囲気を生かそうとしました。

Q. ステージパフォーマンスや振付において特に込めようとしたメッセージやスタイルは。

サン:僕は自分の情熱を込めて常に何でもできるというエネルギーをお見せしようとしたので、ファンの皆さんにもこのような僕の気持ちが伝わったらいいなと思います。

ウヨン:誰でも簡単に真似できて一緒に楽しめる振付をお見せしようという気持ちが大きかったです。所々面白いポイント要素が多くて、歌詞を直観的に表した部分が見ていて面白いと思います。

Q. 10代特有の少年美がこれまでの活動では際立っていたが、次第に成熟していく中でメンバー一人一人の魅力と、より奥深くなった男性美が感じられる。各メンバーが追求する、成長中の各自のスタイル、集中している方向を話してほしい。

ユンホ:時間が経つとともにカリスマと格好いい姿をファンの皆さんが特に好んでくださるようです。そしてATEEZといえばギャップではないでしょうか?ハハ。メンバーたのステージの上と下でのギャップ魅力を通じて、少年美と奥深さ(?)を同時に感じられるのではないかと思います。

ミンギ:今回のアルバムを通じて、ATEEZが「こんなに面白いステージも楽しみながらうまくやれるんだな」という感じと、見る人も一緒に楽しくさせるパフォーマンスをお見せしたいです。そしてワールドツアーの間に成長した姿、より強烈ながらも余裕を持ってステージを満タンにする様子をお見せするのが目標です。

Q. 新アルバム発売後にはまたアジアツアーがあると初めに話したが、新しくスタートするアジアツアーの計画を公開してほしい。

ソンファ:僕たちにとってアジアツアーはデビュー後初めてなので期待が大きいです。アジアにいらっしゃるATINYに会うことを考えるととてもワクワクするし、足を運んだことを後悔しないように格好いいライブステージでお応えします。

Q. 新アルバムを通じてATEEZが語りたいメッセージ、ファンに伝えたいメッセージは。

ヨサン:このアルバムを通じて僕らのファンの皆さんにATEEZのより発展したステージをたくさんお見せしたいですし、実のところ何よりファンの皆さんと一緒に楽しめるならそれ以上望むことはないと思います!